おもちゃのトレンド、私はこう見る! トイサブ!バイヤーの視点から語ってみました

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どんな「トイサブ!」おもちゃを仕入れてお客様へ提供するか、というバイヤー業務を担っており、その一環で先日開催されたおもちゃ展示会へ行ってきました。トイサブ!バイヤーの私だからわかる感想もある、とチームメンバーに誘われたこともあり、今日はおもちゃバイヤーとして、2021年のおもちゃの潮流についての感想をお伝えしてみたいと思います!

コロナ禍の「おもちゃ」の役割~おうち時間でもっと「親」が身近に?

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第2回トイサブ!フォトコンテストで応募いただいた写真
以前から人気の「パソコン・タブレット」おもちゃ。この一年で在宅勤務の機会が増えたご家庭が多いのか、トイサブ!でもリクエストをいただくことが増えたように感じます。

今年のおもちゃ大賞でも「パソコン・タブレット」のおもちゃは多くノミネートされていて、家で働いている親御さんの姿が子どもにとってより身近になっているようですね。

「ボードゲーム」のおもちゃも注目されており、おうち時間を親子で工夫して過ごす手段に選ばれているようです。トイサブ!でも、ボードゲームのおもちゃで楽しんでいただいたというお声が多く、高年齢のお子さま向けにも導入を進めています!

「デリバリーフード」「キャンプ」……生活様式の変化も反映したおもちゃに注目!

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第2回トイサブ!フォトコンテストで応募いただいた写真
2021年おもちゃ大賞の中に、『アンパンマン ジュージューころころ おしゃべりハンバーガー屋さん』(セガトイズ)のようなごっこ遊びおもちゃが含まれていることにも注目。

デリバリーフードやテイクアウトの活用が進んだ結果、ハンバーガー屋さんのモチーフがお子さまにも馴染みやすくなっている傾向にあると考えています。トイサブ!でも、ハンバーガーやピザのようなデリバリーフードをモチーフにしたおもちゃの支持が高くなっている印象があります。

また、アクティビティで「キャンプ」が人気になっているんだなぁ……と、『リカちゃんもくもくジュージューにぎやかバーベキュー』(タカラトミー)を見て改めて感じました! キャンプ人気が高まっていて、キャンプ場の予約も取りにくくなっていますよね。大人をターゲットにした「ハイターゲット・トイ部門」にノミネートされている『FireWood Home』(タカラトミーアーツ)は家でたき火の様子を楽しめる面白いおもちゃです。まさに、キャンプ人気を反映していると思いませんか?

プログラミング必修化の影響? 論理的思考能力への関心が高まっています

2020年度から必修化された「プログラミング」。トイサブ!でも「プログラミングおもちゃ」のような論理思考を必要とする要素(組み立て等)を希望するご家庭が増えています。また、パソコンを利用するということで「タイピング練習をしたい」という親御さんもいらっしゃいますね。

『くみくみスロープ』(くもん出版)のような組み立てるスロープトイの人気もますます高まっています。クーゲルバーン(玉の道おもちゃ)では、将棋の藤井聡太二冠が子どものころに熱中していたという『キュボロ』(キュボロ)も支持を集めており、トイサブ!でも類似のおもちゃをお貸し出ししています。

今年のおもちゃ大賞にもある2021年10月末発売予定の『ころがスイッチドラえもん デラックスキット―スーパー空気砲スイッチ―』(バンダイ)。これは、最近の風潮を捉えたおもちゃだなぁと感じていて、人気のキャラクターとスロープトイという鉄板の組み合わせで人気にならないわけがない! と睨んでいます(笑)。親子で遊べるおもちゃ、というおうち時間ニーズも満たしています。

「共遊玩具」の位置づけが変わった! ユニバーサルデザインが子どもの「ニューノーマル」になるかも

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第1回トイサブ!フォトコンテストで応募いただいた写真

ところで、みなさんこの「共遊玩具」という言葉になじみはありますか? 今まで、男児も女児も遊べるおもちゃを「共遊玩具」というカテゴリで呼ぶことが多くありました。

2021年のおもちゃ大賞では「ガールズトイ」「ボーイズトイ」という部門がなくなっています。こういった、おもちゃそのもののジェンダー付け自体が、ここ1,2年で「価値観にそぐわないもの」として撤廃されつつあります。マテル・インターナショナルの「#おもちゃに性別いるのかな」というキャンペーンも記憶に新しいかもしれませんね。

「共遊玩具」に今年ノミネートされたおもちゃは、いずれも、「視覚や聴覚が定型的に発達していない(障がいがある)状態でも楽しめる要素のある」もの。「共に遊べる」の概念が、性別から遊び人の特性に移っている印象を抱きました。

先に例に出した『リカちゃんもくもくジュージューにぎやかバーベキュー』(タカラトミー)も、焼けているかどうかが色合いだけでなく「焦げ目」でも識別できるよう、色覚フリーなデザインが取り込まれています。大賞の『ルービックキューブ ユニバーサルデザイン』(メガハウス)も、色だけでなく手触りで揃える楽しみを味わえるようにデザインされていますね。

こうした「ひと工夫」を施すことで誰でも遊べる玩具になるだけでなく、子どもたちが「どうしてこうなっているの?」と考えるきっかけにもなるかもしれません。幼い頃から、様々な特性の人がいるんだと認識することで、もっとユニバーサルデザインの理解が深まる社会になるのかもしれない、と思うと、とても興味深い傾向を示しているのがこの「共遊玩具」の位置付けだと感じています。

トイサブ!でも、発達のでこぼこに関わらず、ひとりひとりが楽しめるおもちゃをご家庭にお届けできるよう、プランに配慮しています。ユニバーサルデザインが当たり前に広まっている社会が、日本でももうすぐそこまで来ているかもしれない。とても、わくわくする流れです。

トイサブ!バイヤーはよりよいおもちゃをあなたの代わりに見つける仕事

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第2回トイサブ!フォトコンテストで応募いただいた写真

こうした展示会に出かけるときに、いつも私達が意識していることがあります。それは、展示会で、面白く楽しめるおもちゃを、親御さんの代わりに見つけてくるのだ、ということです。親御さん皆さんがおもちゃの展示会に出かけることは難しいけれども、私達が代わりにおもちゃを発見し、お届けできるようにすることで、様々なおもちゃとの出会いを生み出すことができるかもしれません。

おもちゃを仕入れるときにはいつも、「ユニークなひと工夫がほどこされているおもちゃ」をお届けしたい、と考えています。ありそうでなかった仕組みのあるおもちゃや、学習要素を楽しんで取り入れられるおもちゃ。もちろん、「トイサブ!にぴったりのおもちゃ」を見つけることは簡単なことではありません。シェアリングサービスで活用できるように、耐久性があることや、クリーニングしやすいことも重要視しています。トイサブ!を通して色んな家庭で楽しめるおもちゃを見つけることが、私達にとっての使命と考え、トイサブ!ユーザーさまの代表として展示会に望む心がけを忘れていません。

コロナ禍にあって、展示会の開催が少なくなってしまったり、海外の展示会へ出かけることが難しくなってしまったりと、私達にとっても困難な局面が続いていますが、新しく取り入れたおもちゃも、以前から定番として活躍しているおもちゃも、トイサブ!というサービスをきっかけに、どのおもちゃもご家庭で活躍できるよう、これからも頑張っていきます!

バイヤーの私から見たおもちゃ展示会やおもちゃ大賞の感想を通して、トイサブ!というサービスについてのご理解にも少しお力になれていれば嬉しいです。

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👇おもちゃ大賞は「東京おもちゃショー」のWebページでも確認できます www.toys.or.jp